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  省エネルギーシステムを活用した、365日収穫可能な農園開発
   近年の化石エネルギーコストの上昇は農産物生産に大打撃を与えている。暖房用の重油のコストはこの3年間で2倍近くに跳ね上がり、施設園芸農家の生産原価の30%以上を占めている。しかし、その原価上昇が売価に反映出来ないのが農産物の厳しいところである。この結果、採算に合わない農家は耕作そのものを放棄してしまい耕作放棄地の増加にもつながっている。そこで、エネルギーを供給する事業者(大和エネルギー梶jとのコラボレーションを実現し、農業版のESCO事業モデルの構築を目指す。
   これらの新しい農園を開発するためには、省エネでかつ今後増大する自然災害にも耐えうる施設の開発が必要となる。弊社は、活ョ硝子グリーンテックと潟zッコウがもつ複層エアーハウスの技術(台風に強く夏場の暑さにも温度上昇が少ない)を、活用し、効率の良い施設園芸を提案している。更に、潟zッコウとは、上記エアーハウス内の複膜空間に煙を注入し、カーテン構造を実現、遮光カーテンの不要な次世代のハウスを開発中である。施設園芸の心臓部である灌水システムは、世界最高水準の灌水設備技術を保有するイスラエル・ネタフィム社の灌水製品を日本で最初に導入した潟mーユー社との連携により低価格資材を採用。そして、潟jチモウとは青果物の効率的な包装資材を自社開発するなど低価格な出荷資材全般を研究している。
   また、特にイチゴの栽培に関しては、高級いちごの代名詞となった有名品種「あまおう」を開発したイチゴ栽培の第一人者である、当社顧問・伏原肇氏が開発したクラウン温度制御システム(イチゴのクラウン部分の温度制御によりイチゴに季節の錯覚を起こさせる)により、イチゴの周年栽培を可能とした。このシステムは、栽培暦を変えるだけでなく、大幅な省エネルギーを実現化している。
   これらを、栽培する作物に合わせて組み合わせる事により国内で流通する施設園芸用ハウス・設備価格の大幅な低減による低価格施設園芸システムの販売を目指す。
 


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